会の沿革
1  1984年 研究会の発足

  1984年(昭和59年)1月22日、発起人6名が宮崎市内のグリーンホテルの一室に集まり、研究会の発足にこぎつけた。発起人会では、事務局を宮崎医科大学生物学教室 、塩井祐三氏の研究室に置くこと、2月26日に第1回総会を宮崎医科大学で開催することの2点を決定して散会した。
 第1回の総会では、出席者数はわずか12名であったが、会長の選出・事務局の承認などを行い、昭和59年度の予定を決め、とにかく研究会が本格的にスタートすることになった。
(宮崎植物研究会誌の創刊にあたっての中山会長のあいさつから抜粋 昭和60年9月)


 ○発足後、事務局は事務局長の下に置くことにしたが窓口は県立博物館勤務職員が担当することになった。

 ○初代会長 中山至大

2   1985年9月 会誌創刊号を発刊(B5版 48ページ)

3  1986年 写真展の開催

 1986年(昭和61年)8月15日〜25日まで会員撮影の写真展を、市内NHKロビーで開催。
 以降1992年11月24日〜12月1日の第7回に至るまで会場の変更はあったものの毎年開催し、
 一般県民の植物への関心高揚に努めた。

4  1995年 環境保護活動への取り組み

  1995年(平成7年)2月25日、県西部岩ノ瀬川での希少植物オオヨドカワゴロモの生育環境保
  護活動に取り組んでより、毎年、県内希少植物の環境保護活動を継続している。
  詳細は、環境保護活動の状況に記載している。

5  2002年 MRT環境賞の受賞

   2002年(平成14年)3月21日 本会の植物環境保護活動に対しMRT環境賞優秀賞を受賞。

6   1985年から 県内植物の調査

  @ 双石・徳蘇山系の調査結果を会誌第4号に発表
    (4年間の調査を終了し、その目録を会誌4号に掲載)

  A 鰐塚山系の調査結果を会誌第7号に発表
    (6年間の調査を終了し、その目録を会誌7号に掲載)

  B 尾鈴山系の調査結果を会誌第9号に発表
    (10年間の調査を終了し、その結果を会誌9号に掲)

  C 県内の7島嶼の調査結果を会誌10号に発表
    (尾鈴山系の調査後県内にある小島の調査に着手、7島の調査結果を会誌10号に掲載)    (大島、築島、島野浦島、高島、乙島、野島、鳥島)
7   1986年から同定会に協力
    県立博物館が行う、夏休みの採集植物の名前を調べる会で現在まで同定を担当。

8   2004年4月 第2代会長に南谷忠志就任
    中山至大会長から南谷忠志会長へ交代

9  2006年12月 会誌の規格をA4版に変更して第10号を発刊

10  2009年12月 会誌第11号を発刊
    (綾山系の植物概要及び目録)を掲載
    (猪八重の植物概要及び目録)を掲載

11   2012年3月 宮崎植物研究会投稿規定を改正。

12  2012年3月  会員種別に学生会員を追加。

13  2012年12月 会誌第12号を発刊
   (宮崎県海岸の代表的な植物分布の調査結果を発表)

14   2014年4月 会の主要活動の一つ環境保護活動で、長年対称箇所として継続してきた民地が太陽光発電用地として売却されたことから、そこに自生する希少植物を町有湿地に移植するための各種調整と移植作業に着手。

15  2014年12月 会誌13号を発刊
16  2016年12月 会誌14号を発刊
17 2019年3月  会誌15号を発刊
18 2020年7月  会誌16号を発刊
19 2022年7月  会誌17号を発刊
20  2024年3月  会誌18号を発刊
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