平成21年度以前 |
掲載年月日 |
テーマ |
活 動 の 内 容 |
参加者 |
写 真 |
2010.4.20 |
平成21年度総会 |
期 日:平成22年3月14日(日)
場 所:宮崎県総合博物館
平成22年度の活動方針について次のとおり話し合いました。
1 学術調査
○県内での新産植物の現地確認と分布調査を行います。
○ため池調査は、県北、県央、県南に分けて、それぞれの担当者を中心に決められた池について調査を行います。
○ヘゴ調査は昨年同様に分布の広がりを確認します。
2 野外研修
○延岡市と西都市三納で研修会を計画します。
3 観察会
○7月の観察会は児湯の水辺の植物で小丸川の湾処を中心に観察会を行います。
4 室内研修会
○6月はため池調査の方法などを検討します。
○12月は個人ごとの研究内容を発表します。
5 保護活動
○児湯地区2回、岩瀬川のオヨドカワゴロモ1回を実施します。
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会員17名 |
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2010.4.20 |
「宮崎の自然」合同研究発表会 |
期 日:平成22年3月7日(日)
場 所:県立図書館(主催:宮崎県総合博物館)
県内の自然を研究している団体が一堂に会し、それぞれの研究発表を行いました。
本会からは、これまで学術調査で取り組んできた「宮崎県の海岸植物」について発表しました。 |
各団体からの参加者 計77名 |
発表風景 |
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2010.2.27 |
野生生物保護活動(児湯) |
期 日: 2010.2.14
場 所:川南町、新富町の湿地
一年ぶりの湿原は、ススキや陽樹が人丈以上に大きく成長している。草刈り機と手鎌で作業を進め、約1時間で終了する。
湿地の水の流れをよくするため、奥の水溜まりから排水路に向かって、細めの水路を新設した(写真中央)。
一部だけに水が溜まっていたが、水が緩やかに流れるようになった。来年の変化が楽しみである。 |
会員8名、グリーンヘルパー10名 計18名 |
湿原のススキ等除去 |
2010.2.27 |
野生生物保護活動 |
期 日: 2010.1.23
場 所:小林市岩瀬川
オオヨドカワゴロモの保全活動を行った。 |
会員10名、グリーンヘルパー・その他の方々約50名 |
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2010.2.27 |
屋内研修会 |
期 日:2009.12.12
場 所:宮崎県総合博物館 研修室2
今回の室内研修会はHPで会員外の参加も呼びかけて実施した。会員外の参加はなかったものの、各会員の日頃の研究・調査結果の報告が多数あり、この日だけでは全員の発表を終えることができないほどであった。
発表の流れは@研究会の活動報告A分布情報B話題提供C研究発表D探訪の記録などにジャンル分けを行って報告してもらった。
会終了後、宮崎市内にて忘年会を行った。 |
会員15名 |
研修風景 |
2010.2.27 |
南方系シダの北上調査 |
期 日: 2009.11.14
場 所:不記載
近年、県内各所で自生の確認されるヘゴを対象に調査を行った。調査の詳細については、保護の観点から省略する。この調査は次年度以降も続ける予定である。 |
参加者:会員11名 |
ヘゴ群生状況 |
2010.2.27 |
野外研修 |
期 日:2009.10.10
場 所:日南市伊比井川
日南市伊比井の水田や伊比井川の上流部で植物研修会を行った。
水田ではウスゲチョウジタデ、カヤツリグサ類(9種)、スズメノハコベやミズマツバ、ヒメミソハギなどの水田植物を観察した。
伊比井川上流部ではツクシメナモミとコメナモミ、エゴマとレモンエゴマ、コゴメスゲとナキリスゲ、イヌコウジュとヒメジソ、ノコンギクとヨメナ、オオイヌホオズキとムラサキイヌホオズキ、ハナタデとイヌタデなど似た植物の比較観察ができ、良い勉強会になった。
以上の他、冬虫夏草のイトヒキミジンアリタケ(5mmくらい)、タイワンクツワムシ(緑型)、クダマキモドキ、クロマダラソテツシジミ、ルリウラナミシジミ、サツマニシキなどを観察し、いつもとはやや異なる多様な研修会となった。 |
会員10名 |
水田植物調査風景 |
2010.2.27 |
観察会 |
期 日 2009.9.26
場 所:川南湿原
一般公開に向けて準備が進む川南湿原で、一般参加者を募って観察会を実施した。本会から川南湿原植物群落の特徴や公開までの経緯等の説明後、木道に沿って観察を行った。
主な観察植物は以下のとおり。
タヌキモ類、スイラン、コバナノワレモコウ、コイヌノハナヒゲ、コケオトギリ、アオコウガイゼキショウ、イヌホタルイ、シカクイ、ゴマクサ、キクモ、シロイヌノヒゲ、ヤマトミクリ、サワシロギク、コムラサキ、サワヒヨドリ、タムラソウ、ヌマガヤ、サクラバハンノキ、イソノキ、ヒメノボタンなど。 |
会員12名、一般24名、川南町役場関係者他 5名 計41名 |
湿原観察風景 |
2010.2.27 |
県内の溜池調査 |
期 日:2009.9.5
場 所:宮崎市内の溜池(3ヶ所)
今回は次年度から取りかかる予定の予備調査で、会員自作の溜め池調査グッズのガイダンスや現地調査対象種の観察等を行った。
主な観察種は シロバナサクラタデ、キクモ、ヒメホタルイ、カンガレイ、オニバス、サワトウガラシ、オグルマ、ハンゲショウ、ミズユキノシタ、ツルナシコアゼガヤツリ、サンカクイ、オオハリイ、フトボヌカボタデ、ホザキノフサモ、ウキシバ、メアゼテンツキ、ウキヤガラ、コウホネ、オグラコウホネ×コウホネ、ヒシ、ハス、ミズワラビ、ミズネコノオ、ガガブタ、オモダカ、イヌタヌキモ、ホソバノウナギツカミ、ヒメシロアサザ、ヌマトラノオ |
参加者:会員10名 |
オニバス |
ガガブタ |
2010.2.27 |
県中央部の湿原植物観察 |
期 日:2009.7.12
場 所:川南湿原、高鍋湿原、一丁田池 他
バス貸し切りで移動しながらの植物観察会であった。今回は湿原の保全活動にいつもご協力いただいているグリーンヘルパーの皆さんにも参加していただいた。
近く一般公開を予定している川南湿原ではセイタカアワダチソウ、タチスズメノヒエなど、湿原に入り込んだ駆除すべき植物を除去する保全活動を兼ねて観察を行った。
観察した主な植物はモウセンゴケ類、ミミカキグサ類、ヒナノカンザシ、ゴマクサ、イヌノヒゲ類、ハリイ類など。 |
会員20名、グリーンヘルパー7名 計27名 |
川南湿原の観察風景 |
2009.5 |
学術調査(県央海岸) |
期 日:2009.5.31(日) 午前9時30分から午後3時
場 所:宮崎市石崎浜、一ツ葉浜、赤江浜
石崎浜ではネコノシタ、コウボウムギ、ハマゴウ、オカヒジキ(少ない)、ハマヒルガオ、マルバアカ ザ、ケカモノハシ、ハマニガナ、ハマユウ、コウボウシバ、オニシバ、ビロードテンツキ、ハマエンドウが見られました。
一ツ葉海岸は外洋に面して浸食を受けやすく、出現種はやや少なくなりました。3〜4日前の大しけで潮がかなり上まで来ており、最も汀線に近いところに生育するオカヒジキは枯死していました。
赤江浜は、空港建設後に砂が堆積したらしく構成種はさらに少なくなりました。
どこも浸食が進み、砂浜植物の生存を脅かしています。
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10名 |
高潮にもまれて枯れたオカヒジキ |
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2009.5 |
野外研修会 (県北) |
期 日:平成21年5月9日(土) 10時〜15時50分
場 所:延岡市
延岡市でサンショウソウ類、カンアオイ類の観察をしました。
今回の研修会ではノグルミの群落が新たに見つかりました。
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10名 |
ノグルミの葉 |
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2009.4 |
野外研修会 (国富町本庄川)
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期 日:平成21年4月12日(日) 9時〜16時
場 所:大淀川〜鰐塚山
大淀川河川敷でウマノアシガタ、ハマダイコン、マツバウンラン、コオニタビラコ、ノアザミ、スミレなどの春の花を多種確認しました。
暖かい陽気でジムグリ(ヘビ)も顔を出していました。他にコヒロハハナヤスリ、カキドオシ、ハルジオン、ノイバラ等を観察しました。
午後からは、台風の土石流で道が寸断され昨年まで行きにくかった鰐塚山の山頂部へ行き、シロモジ(満開)、ナンゴクミツバツツジ、コミヤマカタバミ、ワチガイソウ、コガネネコノメ、シコクスミレ、ツクシショウジョウバカマ等を観察しました。
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8名 |
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2009.3 |
総会の開催 |
平成21年3月15日開催
会の活動内容を検討する平成20年度総会を開催
活動の内容:平成21年度の活動方針を次のとおり決めました。
(1) 学術調査は、海浜植物の調査を継続する。また、溜池などの水生植物が減少しており、地域担当を決めて調査を行う。
(2)
観察会は、9月に川南湿原の一般公開となり、川南町と共催を検討する。
(3)
野外研修会は、保護活動の事後観察を含め児湯地域湿原等をバス貸し切りで巡回する。
(4)
保護活動は、児湯地区を1回、岩瀬川のオオヨドカワゴロモの1回を実施する。
(5)
室内研修会は、学術調査のまとめや植物のグループテーマを決めて勉強会を実施する。
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13名 |
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2009.2.15 |
重要植物が自生する湿原の保全活動 |
枯れたイネ科植物等の地上部の除去(草刈)や湿原に不要な木本類の除去を行いました。
ここ数年の活動でずいぶん日当たりがよくなりました。
ヒュウガタイゲキの自生地についても、木本類の幼木除去を行った。
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会員13名、NPO団体13名 |
湿原の雑物除去作業
ヒュウガタイゲキの
自生地雑物除去作業 |
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